いろいろ話す機会がありましたので
いろいろ発表の機会があったのですがスライド公開してなかったので公開しておきます。
ng-kyoto Angular Meetup #4
4月にObservableについて話してきました。
この発表ではObservableがなぜ必要になるのかについて話しました。
Observableについて調べているうちに、何を解決するものなのか疑問が駆け巡ってきました。
そしてそれを自分の中で考え、おそらくこういう思想のもとだろうという推測を加えてスライドを作りました。
もちろんObservableそのものの仕様については以前の記事でもあった通りの事実しか話していません。
その推測のヒントとなったのがStructure and interpretation of computer programs - 2nd EditionのStreamの項でした。
僕はそれを読んでオブジェクトデータ構造と対をなすストリームデータ構造がこのObservableの考えのもとじゃないかと推測したうえでスライドを作成しました。
推測から発表をしてしまうエンジニアらしからぬ発表をしましたがきっとObservableが解決したいことの本質はここじゃないかと考えています。
フロントエンドの人がWeb APIを語る会
6月にNetflixが開発したFalcorについて話してきました。
Falcorの紹介となぜFalcorが何を目的に作られたのかについての発表でした。
Falcorを学ぶ上でGraphQLについても少し公式サイトをかじって読んでいたのですが
そこでそもそもREST APIとは同じ組織内で構築されたクライアントアプリケーションにサービスを提供するAPIの要件ではないとその発明者が述べているとの記述がありました。
これはすごく衝撃でした。REST APIがとにかくプッシュされてきていたイメージでしたがなぜREST APIを使うのか明確な根拠を僕は持っていないことに気付かされたのです。
そして昨今、SPAに代表されるサーバクライアントモデルのアプリケーションがなぜもてはやされているのかについても明確な回答を僕は見いだせていませんでした。
このFalcorの発表と通してこの辺りの疑問に自分なりの回答を得られたことがこの発表の一番の収穫だったように感じます。
こんな感じでいろいろ話させてもらえる機会に恵まれていました。
それではまた!