キーパーソンは誰だ
引き続き目標の言語化。今後の行動の方向性を決めるものなのですごく大切だ。
開発シーンでは開発チームと問題が遠くなる場合もあるが今日は近い場合、そして一緒に解決する場合の話。
チームのオーダーをくれた人
チームが作ったものに対して承認をする人。この人と話をすると合格の方向性が見えてくる。抽象化された目標でも明後日の方向に向かって作られたものは承認されないのだ。この人とは合格の方向性を握ろう。
事業の偉い人
一緒に仕事をする人の上長。ミッションを与えている。進んでほしい理想像を知っている。方向性を決める参考にしよう。なぜそのミッションになったのかもっと聞いてみよう。さらにその先○年後のビジョンなども聞いてみよう。
一緒に仕事をする人
実際の課題を体系的に感じ取っている人。一番課題に近い人。直近の戦略を決めるときの参考になる。どんな問題やどんな人が存在しているのか聞いてみよう。対策をとっているのならどんな人にどんな対策をとっているのか聞いてみよう。技術でサポートできるのはどんなことだろうか。目標達成のためのストーリーが描けるかも すると自ずと優先順位が導き出せそうだ
ここまで話をすると作戦が決まった。ポイントは当事者だけで話をすること。小さくやっていく。
誰と会話するべきなのかはきっちり手持ちの情報を照らし合わせて決めていこう。狙いを持って話を聞きに行くことが肝心。
話のときには着目ポイントに沿ってメモしよう。すると議論に一貫性が生まれる。
大きくうなずき、話に割って入らない。深掘り、向きを変え、欲しかった答えを聞き出そう。
話は色んなエピソードを分解して再構成したり、抽象化と具体化を意識するだけで見え方が変わる。抽象度合いは話す相手によりレイヤーが違う事業責任者に具体策を聞いても組織構造の意味がない。
曲者
ちゃぶ台を返しそうな人。鶴の一声でいろいろ変えられるひと。ストーリーが決まったらこの人に合意を取ろう。
チームメイト
この時点で同意を一度取ろう。このあと具体策がでてきてもストーリーに沿っていれば疑問は生まれない。納得感を作り出そう。
目標の言語化の間にいろんなキーパーソンが存在する。ひたすら話をしてまとめて戦略を練って話を聞くことの繰り返し。こうして戦略は練られていく。